【肥満は意志の弱さではなかった】フェリティ医師が示した「症状には理由がある」という事実 by悩みは神様からの贈り物!vol.635

今回の投稿の内容
肥満は意志の弱さではなく、心の痛みのサインです。フェリティ医師の研究をもとに「症状には理由がある」という視点をわかりやすくお伝えします。
1 肥満 トラウマ ACE研究 心理的症状 自分を責めないという視点からの導入
皆さんこんにちは!グレイスカウンセリング心理カウンセラーのかなう美保です。
今回、初めてお聴きになる方もいらっしゃると思います。この場所は、安心して大丈夫な場所です。今ちょっと目を閉じて、自分の体のある温かさを感じてください。肩や腕に力が入ってませんか?肩を少し動かして、自分が安心できる場所にいる事を想像しながら、ゆっくりと深呼吸をしてみてください。
では今日の話に入ります。ダイエットといえば、永遠のテーマですよね。毎年新しいメソッドが出ては消えていきます。「今回こそ大丈夫」と思ったのに、「なかなか続かなかった」ということもありますよね。そんな時挫折した自分を責めたという経験がある人もいらっしゃるかもしれません。。
2 ヴィンセント・フェリティ医師の肥満研究と衝撃的な実験
1980年代半ば、アメリカのサンディエゴで、肥満クリニックをしていたヴィンセント・フェリティ医師は、こんなびっくりな実験をしたそうです。
それは、体重が150キロ以上ある肥満の人を集めて、最低限のサプリメント以外何も食べないという減量をしたんです。つまり基本的に「自分の脂肪を燃焼するだけで生きのびていこう」という実験です。皆さんマネしようなんて思わないでくださいね。
3 劇的に痩せたあとに起きた心の崩れ
ある女性は、このダイエットで185キロだった体重を、1年かけて60キロまで落とすことに成功したそうです。ところが研究者たちが喜んでいたのもつかの間、この女性は、一つのことをきっかけに、あっという間にまた180キロに戻ってしまったんです。そのきっかけというのは60キロに痩せたあと、一人の男性、それも妻子のある男性に女性が言い寄られたことがきっかけだったんです。実は、この方法でダイエットに成功した人たちは、その成功した後ひどいうつやパニック、強い怒りなどの問題を抱えるようになっていました。フェリティ医師は。その女性に「肥満になったのはいつですか、その頃どんなことがありましたか」と聞きました。すると、、「肥満が始まったのは11歳で、ちょうどそのころ祖父か彼女に性的虐待を振るい始めた時期だった」と、その女性は思いだして伝えたんです。
4 肥満 トラウマ ACE研究が示した共通点
彼女のことをきっかけに、フェリティ医師は、様々な人に、肥満になりはじめた時期、その時何が起きていたのかを調べました。すると、重度の肥満に悩む人の多くが、子どものころのつらい体験と肥満が始まった時期が重なっていたとわかったのです。その人たちは、みな性的虐待や暴力、機能不全家族に育つなどのつらさを抱えていました。そこから肥満というのは、「意志の弱さ」というより、そのつらさから実際に自分を守るための手段だったということがわかってきたんです。
ある女性はこう言いました。「わたしが太っていれば見逃してもらえる。そうすればつらい思いをしなくて済みます。だからどうしても太ることが必要だったんです。」そのプログラムに参加した女性の多くが、自分の身を守るために、無意識にわざと太っていたことがわかりました。
5 火と煙のたとえでわかる心理的症状の本質
肥満は、虐待や性暴力、また「太っている」という理由で最初から期待されない存在になれるという自分を守る役割を果たしてきたことがわかりました。
フェリティ医師はこう言いました。火事のとき、煙に気をとられ、煙をなんとか追い払おうと、巨大なファンで風を送れば、火事は余計ひどくなります。肥満やうつ病、不安症などの症状はその煙と同じで、それだけを何とかしようとしても火事は消えないんです。煙が出る理由、つまり症状の背後にある心の痛みを癒していくことが必要なんです。
様々な症状は、「意志が弱いから」「自分がダメだから」そういう理由で出ているのではなくて、症状が出るのには、ちゃんとした理由があります。 「なぜこういう症状があるのか」という理由に気付くことができると、根本から癒されていくことができるんです。
6 肥満に限らず症状がある自分を責めないために
肥満に限らず、うつ病、不安症、様々な依存症、引きこもりなどで悩むとき、症状がある自分を責めない事が大切です。もしかしたらそのつらい症状は、あなたを守っているかもしれないんです。その症状があったから、今まで生きて来ることができたかもしれないんです。
今日の話皆さんはどう思いましたか?
悩みは、あなたとあなたの家族がもっと幸せになるための贈り物!
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