【完璧主義に疲れたときに読んでほしい】がんばりすぎる心を休ませる心理の話 by悩みは神様からの贈り物!- 生きづらさをほどく心の話vol.638

 

完璧主義 弊害 concept white table and chairs with white orchid calm minimalist interior
Minimal white table and chairs with a white orchid creating a quiet space for reflection on perfectionism and inner calm

今回の投稿の内容

完璧主義でがんばる人の心のしくみをやさしく整理。細部へのこだわりや失敗恐怖の根底にあるものを心理的視点から紐解き、安心感を取り戻すヒントをお届けします。

※音声でも話しています。
文章では伝えきれない雰囲気も含めて知りたい方は、こちらからどうぞ。
▶︎【ポッドキャストを聴く】

完璧主義で苦しくなる心の仕組み — 自分を責める癖を理解し、心を少しゆるめるための静かな時間

1 完璧主義の弊害はどこから始まるのか

みなさんこんにちはグレイスカウンセリング心理カウンセラーのかなう美保です。

今このポッドキャストを聴きながら、肩やお腹に力が入ってませんか?もし力が入っていても大丈夫だし、普通でも大丈夫です。ここでは、人と比べる必要事ありません。 少し呼吸が楽になる場所として、使ってもらえたら、それで十分です。

隅々まで手入れの行き届いた部屋。感情的に𠮟られない子育て。計画通りに進む毎日。そんな暮らし、憧れますよね。自分ももっとちゃんとできたら、いいのに。そう感じたことがある方は、多いかもしれません。でも、すべてがきちんと整ってる家って、本当に居心地が良いんでしょうか?

一般的に完璧主義の人は、真面目で、責任感が強くて、周りの人を大事にします。でも完璧であろうとするがゆえに、緊張感が強くなりがちなんです。 失敗してちゃいけない。人に迷惑をかけてはいけない。期待に応えなければいけない。そんな風に考え続けたら、私たちはだんだん疲れてきます。

人に否定されたくないから、居場所を失わないために、と自分が傷つかないために完璧にやろうとしているのは、「ちゃんとやる」ということが、自分を守る鎧のようになっている状態です。つまり ちゃんとできない自分には価値がないように感じてしまうということです。でももし完璧じゃなくても、あなたにはもともと価値があるんです。

2 木を見て森を忘れるという完璧主義の弊害


完璧主義の人は、小さな違和感に気づいて、細かい所まで丁寧な仕事することができます。これは素晴らしい才能です。

でも完璧主義が、あまりに強くなると、細かいことにこだわりすぎて、全体が見れなくなってしまうことも起こります。つまり木を見て森を見れなくなるという状態です。その結果、自分としてはすごく頑張ったのに、思ったように評価されなかったというずれが起こったりします。

もし完璧主義という薬が売ってたとしたら、その取扱説明書にはこんなことが書かれていあるかもしれません。「この薬を服用しすぎると、成長不良という副作用を引き起こすことがあります。」

完璧主義の人は、始める前にたくさんのことを考えることができます。それは、素晴らしい長所です。
失敗しない方法を考えて、 十分だと思えるところまでしっかり準備をするんです。

3 挑戦を遠ざけてしまう心の動き

でも完璧主義が強くなりすぎると、 「ちょっと、難しそう」と感じることや、「初めてでよくわからない」と思うことは、「ちゃんとできそうにない」と考えて、 無意識に遠ざけてしまうことが起こります。

やったら、本当はできたかもしれない事や、成長できるきっかけになったかもしれない事でも、やる前にあきらめてしまう事が多いんです。それは 傷つく事が怖いからです。

4 失敗から学べなくなる自己批判という弊害

でもどうして傷つくんでしょう?それは、完璧主義の人は失敗をすると、自分をすごく責めるからです。チャレンジしたことを認めてほめるのではなくて責める心が働くんです。

「 なんでこんなミスしたの!」「 もっとできたはずでしょ!」こんな風に自分を責めます。周りの人が、全然責めてないときでも、自分が自分を責めるんです。これが、心に大きな痛みをつくります。

責める声が大きいと「どうすれば、次はうまくいくかな」と考える余裕すら奪ってしまいます。
本当は、チャレンジした自分を認めて、「よくやったね!」とほめてあげるべきですよね。

5 完璧主義を手放すのではなく向きを変える

でも完璧主義が全部悪いわけではありません。もちろん いいところもたくさんあります。たとえば完璧主義の人は、物事に丁寧に向き合って、難しいことでも、簡単にはあきらめません。

だから完璧主義をやめる必要はないんです。その力の向きを、 ほんの少しだけ調整すればいいんです。頑張ってきた自分を責めるのではなくて「よくやってきたね!」と認めてあげることです。

完璧主義は、一気に変えようとする必要はありません。急な変化は、心を緊張させますから。
「完璧主義をなかなか手放せない。」そんな 時間の中でも、こんな風に私の声を聴いてくれているだけで、あなたの中に安心感は育っています。だから、ゆっくりで大丈夫、大きく変われなくても大丈夫です。

今日はここまで、またご一緒に、少しずつ考えていきましょう~!

今日の話と近いテーマを、これまでにも話しています。下のリンクから、どうぞ

【vol.608完璧主義で緊張しやすいあなたへ】緊張をほぐす心理学ゲーム|失敗を恐れない心のトレーニング【悩みは神様からの贈り物】
【vol.574 燃え尽き症候群にならないために】-燃え尽き症候群の原因と回復のステップ

ここまで読んで、実際に話している声も聴いてみたいと感じた方は、音声も参考にしてみてくださいね。

▶︎【ポッドキャストを聴く】

完璧主義で苦しくなる心の仕組み — 自分を責める癖を理解し、心を少しゆるめるための静かな時間

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