【罪悪感で断れない 人間関係が苦しくなる理由】境界線シリーズ③by悩みは神様からの贈り物! vol.643

今日のひと言
「断る前の違和感を無視するたび、自分が削れていく」
違和感は「NO」の前段階です
違和感に気づくことが境界線の始まりです
(この言葉を思い浮かぶ人がいたら届けてあげてくださいね。)
※文章では伝えきれない雰囲気も含めて知りたい方は、こちらからどうぞ~!
皆さんこんにちは、グレイスカウンセリング心理カウンセラーかなう美保です。
進んで助けてあげようと思ったはずなのに、なぜか心が重くなることってあります。
今回は境界線シリーズ第3回、「断ると罪悪感が出る理由」についてお話しします。初めての方でも、そのままお聴きになれるようになっています。
1 断れない人 人間関係 罪悪感が生まれる仕組み
境界線というのは、自分と他の人を区別して、お互いの責任を分けるための心の線です。
でも「断ろう。」と決めても、胸のあたりがきゅっとして、
「冷たい人だと思われるかもしれない」
「相手が困るかもしれない」
そんな感覚が押し寄せて、つい「いいよ」と言ってしまうことがありませんか?
でもそんな罪悪感に耐えられなくて、不本意なことを続けると、それがストレスの元になってしまいます。
相手の不機嫌を恐れてつい「いいよ」と言ってしまうのは、優しさというよりは、「罪悪感に翻弄されてしまっている状態」なんです。だから後からどっと疲れるんです。
2 優しさではなく罪悪感に動かされている状態
家族や親しい人との関係で「一体であるべき」と思ったり、期待に応えられない申し訳なさを感じるとき、私たちは罪悪感を感じやすくなります。
でも本来は罪悪感は、「自分が誰かを傷つけたとき」に感じるべき感情です。
でも、境界線があいまいな状態では、相手の期待に沿えないというだけで、自分は悪いことをしているように感じてしまうんです。自分のただ境界線を守ろうとしているだけなのに 、何か相手を傷つけるような気がするから “断る”ということに、罪悪感を覚えるんです。
ここは、あまり意識されづらい部分ですが、実は罪悪感というのは、人から負わされたものです。相手の意に沿えないだけで、生まれつき罪悪感を感じる人はいないんです。
子供のころに、親の思い通りにしなかったことで、「ひどい子だ」「お前が悪い」となじられたことがあったり、また親の気持ちを上手に察しないだけで、親が大きなため息をついてみせたり、悲しそうな顔をしたり、また軽い無視をしたりされたといった経験があるお、子供は、親の気持ちをさすることができなかったことに罪悪感を覚えるようになっていきます。それが大人になっても続くわけです。
罪悪感を利用する人は、どんな言葉やどんな表情を使えば、あなたが、思い通りに動くかを無意識にわかっています。そしてあえてそこを刺激することも多いんです。こういうことって言葉にされないと、意識しづらいことですよね。
罪悪感を感じている時は、本当はそれが相手の問題なのに、「自分の問題」や「自分の責任」として引き受けてしまっている状態なんです。
3 罪悪感が人間関係を悪化させる理由
罪悪感から相手を助けることで、その時は関係は保たれるかもしれません。でも本来相手が向き合わなくてはいけない課題を、代わりにあなたが引き受けているというねじれた関係ができています。だから関係が、徐々に悪化していくんです。
4 断れない。 人間関係で起きている無意識の行動
たとえば、今日は家でゆっくりしたいと思っている日に、
「これ今日中にやっておいて」と 頼まれたとします。
本当は「今日は無理」と思っていても
「言ったら不機嫌になるかも」と無意識に考えて、
気づいた時には、「いいよ」と言っている。
また職場で、
自分の担当ではないと思っている仕事を振られたとき、
一瞬迷うけど、
「断ると空気が悪くなるかも」と思ってつい引き受けてしまう。
そんなとき、
「しょうがない」「私がやった方が早い」
と納得しているように見えて、
実際には、違和感を自分の中で飲み込んでいるということも多いんです。
だから「助けているのに疲れる」「関係がしんどくなる」という状態が起こるんです。
見落としがちですが、 断れないのは意思が弱さではないんです
断ることが悪いことという結びつきが、無意識の中にあるから難しいんです。
5 境界線のヒントは「違和感」にある
罪悪感は、 断ることは悪いことだと、どこかで学んだために感じてしまう気持ちです。
だから、次に何かを頼まれて、
「ちょっと嫌だな」「どうしよう。」と感じるときは、
すぐに その気持ちを消そうとしないで、
数秒間でいいから、自分の気持ちを感じとってみてください。
最初からちゃんと断れなくても、大丈夫。
ただ、「ちょっと嫌かも」と感じた感覚を、なかったことにしないでほしいんです。
なぜならそこに、あなたの境界線のヒントが隠れているからです。
さぁ、今日の話、思い当たることがあったかもしれません。
悩みはあなたがもっと幸せになるための贈り物!
大丈夫!
またご一緒に、少しずつ考えていきましょう~!
今日の話と近いテーマを、話ています。下のリンクから、どうぞ!
【優しい人ほど人間関係で疲れる理由】境界線シリーズ① by悩みは神様からの贈り物! vol.641
【断れない人 人間関係で頑張りすぎてしまう理由] 境界線シリーズ② by悩みは神様からの贈り物! vol.642
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